【DirectWrite】MacType v1.2016.830.0リリースと検証
遂に!数年ぶりの本家MacTypeの更新がありました!
そこで今回はこれまでのものとの検証を行いたいと思います。
まずはリンクは下記の通りです。
https://github.com/snowie2000/mactype/releases
901と902が新たにリリースされました(09/03追記)
変更点
(以下gitのだいたい日本語訳)
MacType v1.2016.830.0
- Windows 8/8.1/10 対応
- Directwrite対応(使用の際は
[GENERAL]
カテゴリにDirectWrite=1
を追加すること) - freetypeのバージョンを2.6.5に変更とそれに伴うレンダリングのされ方の変化
- MacTunerとMacTrayのHiDPI対応
- MacType wizardのプロファイル画面でのフォルダ機能サポート
- 言語変更時のエフェクトの最適化
- Chromeとの互換性向上。これで文字が欠けたり変なレンダリングにならないように(なったらいいな)
- Metroアプリへの対応(ただし、
program files
へのインストールが必須) - FireFoxでの縦書きおよびそのほかの問題の修正(silightさんへ感謝)
- clipboxのパラメータが不必要に(silightさんへ再びの感謝、本当にいい開発者です)
- プログラムがより多くのOSを識別できるように
MacType v1.2016.901.0
830を使っている人はアップグレードすること
- Windows7が起動しないバグの修正
- Edgeがクラッシュしたり動作が遅くなっていた問題の修正
- clipboxを無効化するための手段の追加(
[experimental@exename.exe] clipboxfix=0
とプロファイルに記入)
MacType v1.2016.902.1
- 起動時に長く停止してしまう問題の修正
- clipboxをtasking effectが妨げていたことの修正
MacType v1.2016.904.0
- Chrome関連で起こるクラッシュの修正
GammaValueDW
というパラメータの追加。このパラメータがない場合はこれまでと同様の振る舞いに。- インスト-ル時にfile not foundというエラーが出ないように。
検証
今回は、
の三つで検証を行いました。
Edge
Chrome 52
Firefox
このような感じになります。
全体的に最新版の方が細くなる印象があります。
まぁほとんど違いないと言えば違いはないですが。。。
設定ファイルの移行
これまでの設定ファイルを流用したいときは、設定ファイルiniの[General]
にDirectWrite=1
を付け足しましょう。
以下のような感じです。
[General] Name=Default Icon=..\mactray.exe.ico,0 DirectWrite=1 ;これを追加 ;【自动挂钩子进程】 ;[0:Disable] 1:Enable HookChildProcesses=1
新しいプロファイルには設定必要ないです。
まとめ
待ちに待った公式の新バージョンを検証してみました。
20160830にPatchを適応した方が安定するという説もあるようですが今回は検証してません。
MacType Patchの制作者(しらいとさん)の方より20160830以降ではPatchを当てないようにとの発表がありました。詳しくはこちら(09/03追記)
Patch1.18において、MacType v1.2016.830.0以降でも安定して動くように変更がありました。(10/15追記
文字が欠けたりだとか、Edgeに効かないだとかまだ少し不安定なところがあるようなので、もう少し安定したら過去のMacTypeまとめにマージしたいと思います。